大雨でマンションが冠水!? いざという時に備える“冠水”対策と対応について
こんにちは。分譲担当の村上です。
最近、業者さんや住民の方から私の体型を見て「何か運動とかされてるんですか?」など
と聞かれることがあり、「昔、総合格闘技していた名残で筋トレしてます」と答えます。
今の時期だと「毎日暑いですね~」などの、天気や季節の話題は誰にとっても共通の関心
事で、会話の入り口としては非常に無難です。
それと同じようなもので、本題に入るのに一役買ってるな~と感じる今日この頃。
(ジムに行けば私程度の者は、たちまち虫けらみたいなものになるくらいにはマッチョが生息してます…!!!)
さて、先日、担当しておりますマンションで、非常に強い雨が降り、短時間で前面道路が
冠水しました。
そのまま水がエントランスへと流れ込み、最終的にはエレベーターピット内へ浸水し、エ
レベーターが停止するという事態が発生しました。
大きな被害には至らなかったものの、住民の方々にとっては非常に不便で不安な状況だっ
たのではと思います。
今回の経験から、私たち管理会社として「どのような備えが必要か」「実際に被害が起き
たらどう動くべきか」など、実務的なポイントを簡単ではありますがご紹介です。
ー道路の冠水が、マンション内部にまでー
当日は気象警報も発令され、猛烈な雨が降りました。もちろん排水が対応しきれず、道路
には一気に水が溜まり、足元が完全に浸かるほどの冠水状態に。水は歩道の縁石を越え、
マンションのエントランスへと押し寄せ、ついにはエレベーターピットにまで到達し
ました。
ピット内に水が溜まると、機械部品や配線に影響を与え、エレベーターの緊急停止に繋が
ります。このような場合、安全面からも復旧まで数日かかるケースもあり、住民の生活に
大きな影響が出ます。
※今回はピット内のフロートスイッチが起動したことで停止。幸いにも機器などへの影響 はありませんでした。
ーどう備える?事前にできる対策とはー
このような冠水被害は、天災である以上、完全に防ぐことは難しいです。
しかし、事前に「どこに水が来るのか」「どこから侵入するのか」を把握し、簡単な設備
や備品で被害を最小限に抑えることは可能です。
たとえば、エントランス前に簡易的な止水板や土のうを用意しておくことで、水の流入を
一時的に遅らせることができます。
また、雨水桝や排水溝の定期点検を行い、詰まりを防いでおくことも非常に重要です。
特に植栽の多いマンションでは、落ち葉や泥による詰まりが多発しますので、季節ごとの
清掃計画等が必要かもしれませんね。
ー被害が起きた後、すぐにやるべきことー
浸水や冠水被害が発生した場合、まずは住民の安全確保が最優先です。
エントランスやエレベーター周辺に電気設備がある場合は、漏電や感電の危険があるた
め、機器への接触を避け、必要に応じて専門業者に応急対応を依頼します。
また、被害状況はできるだけ写真や動画で記録しておくことが大切です。
これは後の保険申請において、被害の証拠となる重要な資料となります。
ー保険対応についてー
エレベーターやエントランスなど、共用部分に発生した被害については、管理組合が加入
している火災保険で対応できるケースが多いです。
ただし、契約内容や免責額によっては、補償の範囲が異なるため、事前に内容の見直しを
しておくことも一つの備えとなります。
また、被害の発生直後に速やかに保険会社へ連絡し、現地調査や申請の流れを確認するこ
とが重要です。
ー備えあれば憂いなし。小さな対策が大きな被害を防ぐー
今回の冠水被害を通じて、私たち管理会社としてもあらためて「想定外」のリスクにどう
備えるかの大切さを痛感しました…
気象が激化する昨今、どの地域でも同じようなリスクが存在します。
被害を“ゼロ”にすることは難しくても、被害を“最小限”にとどめる努力はできます。
マンション管理組合として、そして管理会社として、今一度対策を見直す機会になったと
思いますので、みなさんで安心、安全な暮らしを守っていきましょう。
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